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舞台芸術

N響アワー*バレエダンサー熊川哲也創作の秘密

10月16日(日)に放送されたN響アワーに、熊川哲也さんがゲスト出演。

今回の彼は舞台衣装ではなくシックなスーツで、音楽とともに登場。こちらに向かって歩いてくる姿、場面中央で片手を胸に当てて軽くお辞儀をする姿勢。たった数秒のことなのに登場した途端、場の雰囲気が変わります。

ただの丸いスツールに座る姿もキレイ。バレエの中でよくある王子様が座ってるシーンと同じ、いつもやっていることが、こういう時にも自然に出るんでしょうね。

番組では今まで彼が出演した作品の映像や、「白鳥の湖」公演に向けたリハーサルシーンなども交え、彼がどのようにバレエ作品を創作しているのかを紐解いていきます。

その上で重要な要素のひとつに音楽があります。熊川さんは「バレエ音楽はクラシックとは違う。そこにはダンサーの呼吸までが入れ込まれているから」と語っていましたが、私がいちばん印象に残ったのは、彼の音の取り方。

「意外と後取りの方が、オレは好きなんだよね」と言ってたところ。

ちょうど今、松岡正剛さんの「連塾・・・方法日本Ⅰ神仏たちの秘密~日本の面影の源流を解く」という本を読んでいて、その中で松岡さんは“日本の音楽のリズムは間拍子で、表と裏がある”と書いている。

「いちとぉ にいとぉ さんとぉ」というように、カウントを打ったところにリズムがあるのではなく「とぉ」の部分に表の間と裏の間が入るというわけです。

このカウントの仕方と、熊川さんの言う「後取り」というのがつながるような気がして。

熊川さんは、「(バレエを)見てる人の気持ちが、音とビジュアル一緒に回るには、視覚→聴覚の順がいい」と言うのね。カウントが遅れるのとは違う、本当に微妙な「間」がある・・・。

そこら辺を司会の一人:作曲家の西村朗さんは、「体の動きと音楽との間に、スペースがある。呼吸のやりとりがあるんですよね」と表現していましたが、この部分がとても、日本的な感覚なのではないかと思ったのです。

日本的な感覚をもって世界で勝負しているバレエダンサー、芸術家の一人なのではないかと。

なんかね。ずっと熊川クンといえばやんちゃなイメージがあって、(だからどうしても熊川クンと書いてたけれど)、今の彼を見ていると、伝統の継承と新たな創造、この相矛盾するふたつのことを守りつつ超えていこうとする姿勢が強く感じられて、踊りだけじゃなく、ますますスケールが大きくなっているなぁという気がします。

この人は、いったいどこまで行くんでしょうね。この先も楽しみな人のひとりです。

舞台決定!

今年のツアー全落ちのガッカリ感がまだ残っている今日、一通のメールが届きました。

             ★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

        松本潤  「あゝ、荒野」 舞台 決定

            ☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜

おおー!待ってました!松本さんっhappy01

2011年も早7月。今年はCM以外の個人のお仕事、ないのかな?と待っていました。

うれしいですnote 舞台、見たいですnote

蜷川幸雄さん演出、共演に小出恵介くん、←この人も楽しみ^^

しかし!これを観るのは、ツアー以上の難関だよねsweat02絶対。

熊川版:コッペリア

Kバレエの『コッペリア』を観てきました。楽しくて、あっという間に時間が過ぎて、観終わった後、とても幸せな気持ちになれました。

名古屋での公演は『コッペリア』の一日だけと知った時、正直、今年は観るのをやめようかと思っていました。

以前TVで観たローラン・プティの『コッペリア』のラストがあまりにも衝撃的だったせいです。ローラン・プティ演じるコッペリウスが、めちゃめちゃダンディ。筋もなにも知らずに初めて観て、このバレエはコッペリウスが主役なのかと思ったくらい。

しかし、哀歓ただよう、せつないバレエだったのです。その印象が強くて。

あのコッペリウスを見るのは、忍びないな、と。

Rimg2654 でもKバレエで熊川くんが出る以上、彼がご老体のコッペリウスを演るとは思えず。

たぶんコッペリウスはスチュワート・キャシディで、熊川くんはフランツってところでしょう、と。

しかし、フランツって・・・踊ってたっけ?って思ってしまうほど印象が薄くて。

2幕なんて、やっと出てきたらほとんど突っ伏して寝てなかった???

そんな熊川くんを見てもなぁという思いがあって、あまり乗り気ではなかったわけです。

ところがー、(当たり前だけど)熊川版『コッペリア』は、プティ版とは全然違いました。

キャシディのコッペリウスは、とってもコミカル。

生身の女性じゃなく、その女性にそっくりなオートマタを作り上げることに没頭する、やることも風貌も変わり者な老人を、見事に体現していました。

でもあの動きは、あとでうーんと背のびをして、すみずみまで身体を伸ばしたくなりそう。

ってくらい老人(笑)。

そこにつるむ熊川フランツが、また、やんちゃでイタズラ好きな悪童みたい。

好奇心旺盛で、女に軽くて(失礼)。

この人絶対、王子より、こういう役どころが似合うよね。

そしてスゴイと思ったのは、彼の表現力。

セリフなしでセリフ以上に明確な吹き出しを場面につける。

この演技力は、ドラマに出演している俳優以上じゃないかと思う。

そして『コッペリア』って、音楽がとても素晴らしい。

音楽とバレエの動きが見事にマッチしていて、音を体現するってこういうことなのかなあと思う振り付けに何度か鳥肌が立ちました。

それは個人の技じゃなくて、全体の美。

今回、踊りに目が行ったのは、ジプシーの役を踊った遅沢祐介さんという人。

ほんの短いシーンでしたが、一瞬で目をひきつけられました。

もっと観たいと思わせる踊りでした。

ここで熊川くんの名まえが出ないことに一抹のさびしさを感じながらも、それでも、熊川くん以外にもっと観たいと思わせる人が少しずつ増えてきていることに、Kバレエの重ねてきた時間を思いました。

熊川版:ロミオとジュリエット

Kバレエカンパニーの『ロミオとジュリエット』を観て来ましたhappy02Rimg1843

シックな玉手箱のようでいて、その場面を象徴する必要最低限のモチーフだけで全てを表わせてしまう、とてもシンプルな要素も持った舞台装置。

華やかだけど、ケバくない。ゴテゴテしない。こういう引き算の美しさ、私は好きです。

どこか日本人の美意識に通じるものがあると思うんだけど、どうなんだろう。

そのはじまりがまた、、、、美しかった・・・shine

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徳川園薪能

仕事が早く終わり、ひょんなことから2日間しか開催されない徳川園の薪能に行けることになりました。

ずっと観たいと思っていた能と狂言。
こんなカタチで叶うなんて思ってもみませんでした。

演目は、狂言「叔母ヶ酒」と能「羽衣」。

何言ってるかわかるかしらん?と心配だったのだけれど、そこは日本語。なんとはなしにわかるもんだ。狂言でクスリと笑わせてもらった後、能に入ります。

夕方6時半に始まった舞台は、この頃になると日も沈んで辺りが少し暗くなってきました。そして舞台の両脇に置かれた篝(かがり)に火を入れ、文字通りの薪能が始まりました。

だんだんと暮れていく中、「羽衣」の舞台からは枯れた笛の音が聞こえてきます。
背後からは昼間の暑さと蝉しぐれが鳴りをひそめて秋の虫の音が小さく響き、ゆるやかに風が衣装をゆらしていきます。見上げると空には月が浮かび、三保の松原の舞台もなんだか本当らしく思えてくるのです・・・。

笛と鼓と「よオー」とかいう掛け声(?)と、気持ちのいい風に、途中何度も寝そうになりました。けっしてつまらなかったわけではなく(ホントに!!)、能ってたぶん、どっかの扇風機の1/fゆらぎと同じ作用があると思うのよ。

注:「1/fゆらぎ」ろうそくの炎の揺れかたや、風の動き、川の流れなどに近いといわれる不規則な動きのこと。

調べてみると、能舞台はもともと屋外に設置されていたとのこと。
舞台上のしつらえだけじゃなく、借景すべて含めて舞台という意味があったのかなぁ。

気持ちのよい夏の夜のひとときでした。

熊川版:白鳥の湖

私が初めて観たバレエが『白鳥の湖』です。その時のペアはルドルフ・ヌレエフと森下洋子さんで、今から考えるとすごいラッキーなバレエデビューだったわけですが、そこで一気にバレエが好きになって、以来3回ほど白鳥を観てきました。東京なら日替わりでいろんな演目がかかるのでしょうが、名古屋でバレエとなると公演日程が1日で、演目も有名モノに限られてしまうため 『白鳥の湖』がどうしても多くなってしまうのです。

そんなわけで今回Kバレエカンパニーの演目が『白鳥の湖』だと聞いた時、正直また白鳥・・・という思いはあったけど、これを逃すと今度はいつ熊川哲也を観れるかわからなかったので行くことにしました。

熊川版の『白鳥の湖』は、ひとことで言うとスタイリッシュ。古典バレエで王子モノとなると、独特のちょっと気恥ずかしい感じがあるのですが(私は)、古典の部分は残しつつも甘すぎない、入りやすい世界が広がっていました。

ももを奏でたポイントは3つ。

①舞台と美術
②コールドバレエ
③ジークフリード熊川王子

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熊川哲也、復活!

熊川哲也 Kバレエカンパニーの 『白鳥の湖』を観て来ましたhappy02

『海賊』の公演中にケガをしたのが昨年5月。今日は復帰後初めて観る舞台。

彼が跳ぶまで、ちょっぴり不安でした。

・・・でもっ!

やっぱり熊川哲也はスゴかったっ!!!!!

文字で書くと泣きたいくらいに陳腐なのですが、ホントにすごいとしか言いようがないのです。絶対一度は観るべきだと思います。

『白鳥の湖』という演目は、男性ダンサーの技巧的な見所がそんなにあるわけではないのですが、数少ない見所をほんとにビシッと魅せてくれます。高く、滞空時間の長いジャンプは言うまでもなく(3幕ソロでの冒頭のジャンプは、観客から大きな歓声が湧きました)、3回転を続けて3回くらい回っちゃうピルエットも圧巻。片足で何回転もすること以上に、体の軸がまったくブレないところが素晴らしい!

彼が舞台で回り始めると、彼の身体を中心として同心円状に空気が広がっていくような感じがします。軽いのにシャープでキレがあるんですよね。

他の人だと一生懸命高く跳んでる、回ってるって印象が出がちなのに、熊川クンはなんであんなにクールなんだろう。

久々に感動shineしました。背中ゾクゾクしっぱなし!

『白鳥の湖』全幕については、別に書きます。

ローザンヌ国際バレエコンクール

NHKでローザンヌ国際バレエコンクールの模様が放映されていました。毎年スイスのローザンヌで行われるプロを目指すダンサーを対象にしたコンクール。私がはじめて観たのは1989年。この時メチャメチャ高く跳んで、キレのある回転をする男の子が一人いて、会場の観客もテレビの前の私も大興奮におちいりました。本当は予選で拍手は禁止のはずなのに、彼が踊ると拍手が鳴り止まない。決戦もしかり。素人目にも明らかにずば抜けているのがわかりました。それが熊川哲也くんでした。日本人の男性バレエダンサーで、一般的知名度が最も高いと思われる彼ですが、プロになる前から一人ずば抜けて光っていましたね。

あれ以来、あのコンクールで熊川くんほど衝撃的なダンサーにはお目にかかっていませんが、その年の出場者の中でどの人がいちばんいいかをみるのはやっぱり楽しいです。自分がいい!と思った人が、その後やっぱり活躍していくのを知るのも嬉しいし。

でも今年はいいと思う人がずば抜けて少なかったです。

私がいいなと思ったのはひとりだけ。スペインのアレックス・マルティネスくん、15歳。

そしてやっぱり彼は入賞しました。それだけじゃなく金賞も受賞してたね。金賞は毎年必ず出るわけじゃなく、それに値するダンサーがいなかった場合は、なしという年もあるんだそうです。彼が何年か後にどんなダンサーになっているか楽しみです♪

久々にバレエを観に行きたくなっちゃったナ。

ドラリオン

ドキドキ、ワクワク♪行ってきました、『ドラリオン』♪

素晴らしかったです!きっと何年分か寿命が縮まったと思います。でも楽しい人生だった!じゃなくて楽しい舞台でした。

印象に残る演目がいくつもあるのだけれど、一番最初に魅了されたのは、グリーンの衣装の少女(?)が細長い棒の上で片手倒立していろいろなポーズをとっていく身一つの技。身体のパーツがありえない位置に曲がったりするんです・・・。そのポーズ、いったいどこがどうなってるの??と考えこむこと多々。もう思いっきり拍手しちゃいました。

『ドラリオン』では自然界を象徴する4つのエレメント(火・水・土・空)のキャラクターが登場します。どのエレメントの演目も素晴らしいのですが、中でも空族はエレガントでダイナミック、空間占有率と心臓バクバク度NO.1です!

空族の衣装は青。登場は変幻自在。天井部分にある丸い金属製のリングのようなところから突如青いドレープが落ちてきたかと思いきや、上から空族が降ってくる!(そう思うほど早いスピードで!)

かと思うとそのドレープに身体を巻きつけたりなんだりしながら自在にのぼったり、中空を斜めに横切ったり。空中ブランコでは空中でねじねじに回転し、飛び、舞う!観てて怖いけど優雅。このジレンマ、鳥肌、わかります? 

それからトランポリンの演目も素晴らしかったです。上から落ちて下のトランポリンで跳ねて上に戻ってくる様を観ていると、録画した映像を逆まわしで見ているかのような錯覚におちいりました。上から落ちているのが先なのか、下からジャンプしているのが先なのかわからないくらい、流れが自然でひとつの動きとしてつながっている感じなのです。

そして舞台装置が美しい・・・。気になるのは天井部分なんだけど、上ばっか観てると下から突然現れる人たちを見過ごしたりするのです。

それでもやっぱり天井部分のリングは抜かりなくチェックすることをオススメします!

ところでドラリオンも単なる題名だけじゃなく、ちゃんと登場しましたよ♪お正月に出てくる獅子舞のお獅子の顔をもっとかわいらしくすげ替え、全体にカラフルにして、毛皮チックな胴体のおしりをフリフリ踊らせるとドラリオンになります!かわいい~♪

結構ワーワーギャーギャーうるさく観てたけど、全然問題なくてうれしかったです。

私、結構ひとりでも行っちゃう人だけど、『ドラリオン』は誰かと観に行って、ワーワーギャーギャーした方が楽しい気がします。(あとからこんな風に文字で書いてもねー)。一緒に行けたIさんがそんな風に楽しんでくれる人だったのも幸いでした。

ありがとう~\(*^▽^*)/Rimg0160

チケットプレゼントしてくれたケフィアヨーグルトさんにお礼の手紙を書こうと思います!