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絵画・美術

香りの演出

『エマイユの煌き』展、まだ、つづきます。

宝飾品のコーナーを抜けると、香りが変わりました。
その先は、どうやらアールヌーヴォーの家具が展示されているようなのですが、香りが気になって、またまた鼻をくんくん。

すると壁に「藤の香り」と案内が。

香りの説明、難しい・・・。藤もちょっぴり濃厚なのです。なんと言ったらいいでしょう。

目の前にアールヌーヴォを見ていながら、なぜか頭は「源氏物語の」藤壺を思い浮かべていました。イメージとしては、そんな感じ。(・・・伝わらないよねsweat02

そしてこのコーナーには、100年くらい前のディスクオルゴールが2台あって、その音も聴けたのですが、それはまた別の機会に書くとして。

そのコーナーを抜けると、今度はまた香りが変わって、「シダの香り」になりました。

シダの香りだけは、リトマス紙のような細長い紙に香りがしみこませてあったものを、いただくことができました。

3つのなかでシダの香りが、一番あっさりめかもしれません。とは言え、存在感の強い香りには間違いありませんが。

フロアにいた方にお聞きしたところ、この香りは今回の展示にあわせて調合したそうです。

私にとって、香りは、記憶と強烈に結びつくものなので、良し悪しがありますが、この美術展にはとても合っていたように思いました。

こういう演出の仕方は好きですね。

エマイユ・ジュエリー

『エマイユの煌き』展のつづきです。

Img_0883

七宝の壺や皿のコーナーを抜けると、奥には宝飾品のコーナーがありました。

その中の説明に、「日本は千年以上装飾として宝石を用いなかった世界でも稀有な歴史をもつ国」と書かれた箇所があって、なるほどと思いました。

今回の展示品には、宝石を使ったものもありますが、なんというか、宝石がなくても充分美しいのです。

私がいちばん素敵だなと思ったのは、銀杏をモチーフとしたネックレス。
金色の銀杏の葉に混じって、朧銀(おぼろぎん)と呼ばれる黒い葉がところどころ入っています。金色も決してけばけばしい感じではなく、しっとりとした抑えた色調の金。

朧銀という、名まえも素敵でしょう。

銅に1/4の銀を混ぜて作られているそうです。いぶし銀とか、ピカピカではないもの、渋みの中に美を感じるようなセンスが日本人にはあると思うのですが、この銀杏のネックレスもそう思いました。

そして、銀杏や蘭、蜻蛉や蝶など自然のものをモチーフにするところも、日本らしいセンスなのではないかと思います。

そしてこのお話は、まだまだ続いてしまうのですよ・・・。

エマイユの煌き

Img_0875_2

                shine感動shine

久々に、いいものを観させていただきました。

ヤマザキマザック美術館で開催中の『エマイユの煌めき(きらめき)』

今まで宝飾品にはあまり興味がなかったのですが、このチラシを見て、実物を見たくなりました。

ヤマザキマザック美術館は、地下鉄東山線新栄町の1番出口を出てすぐ階段を上りきった右側にあります。

Img_0878_2 1階でチケットを買った後、無料の音声ガイドをお借りしてエレベーターで4階へ。

エレベーターの中から見るだけでも、なかなか大きな空間です。
こういうムダに(ムダに?)広い空間が好き。

気持ちいい♪ 

Img_0877_5

4階でエレベーターが開くと真正面にシャンデリアが。(好きなタイプです)

そして何かの香り。

なんだろう・・・。匂いには敏感な私。
鼻をくんくんしちゃいます。

その様子が怪しげだったのか、そばにいらした案内のお姉さんがジッと見守っています。

その方の向こう側に、「蘭の香り」と書いた説明がありました。

ほおー。どうやらここは香りの演出もあるようです。

それにしてもこの香り、なんと表現したらよいものか・・・。濃厚で少しだけ官能的で、でも日本的な楚々としたところもあり・・・。
何種類もの香りを調合した奥深さが香りにも感じられます。

その香りをまといながら、展示コーナーへ。

4階は今回の企画展。
19世紀から20世紀初頭にかけて東西を行き来した七宝の名品が並んでいます。

この七宝のことを、エマイユというのね。

ものすごく気軽に出かけて来ちゃったのですが、最初の展示を見た時から、今日は時間が足りるだろうかと心配になってきました。

それほど素晴らしい作品が並んでいたからです。

緻密で繊細な図柄と、色合いの美しさはもちろんのこと、これをどうやって作ったのか。
考えるだけでも気が遠くなりそう・・・。

印象的な作品がいくつかありましたが、中でも「赤透(あかすけ)」と呼ばれる、深い赤には特に心を魅かれました。

赤という色は何十キロのガラス釉薬に、2~3グラムの金を入れることで生まれるのですが、その配合で色合いがまったく違ってしまうそうです。

以前、私のふるさと小樽のガラス屋さんで、とても美しい赤の出たグラスを買い求めたことがあります。
そこの店主が、やはり同じことを言っていました。

赤のほかにも青や緑といった同じ型のグラスがいくつもあったのに、赤のグラスだけが値段が違っていたのです。
そのグラスは形を変えて今でも売っていますが、赤の色は、その時買い求めたものとはまったく違っていて、薄い色になっていました。それだけ金を使えなくなったのでしょうか。

他にもたくさん素晴らしい作品がありました。

皿に描かれた花や蝶の図柄。藤の花。
ひとつひとつが精緻で微妙な色合いまでを表現しています。
その下地の色も、素敵でした。濃紺の地はどこまでも深く、それでいて向こうになにか透けていきそうな透明感もある。なんともいえない苔緑色とか、とにかくひと言では言い表せないような色合いなのです。

出来上がった作品もさることながら、下絵として描かれたものも素晴らしかった。

こういう図柄をこんな色で、このような配色でつくりたいという美的センスと、それを3次元的に作り上げる技術の両方ががないと、できないことなのだなぁと思いました。

長くなってしまったので、つづきはまた改めて書きます・・・。

ブリューゲルの動く絵

研修の山場が終わりましたー♪ということで、Img_0529

ブリューゲルの動く絵」を観て来ました。

ブリューゲルといえば去年のウィーンの思い出が強くて、さして詳しいわけでもないのに反応するようになってしまいました・・・。
単純に、絵が動くってどゆこと?って好奇心もあったんですけど。

続きを読む "ブリューゲルの動く絵" »

うれしい再会

名駅での仕事の帰りに、お友だちに会って来ました!

Ca3d005100012 今月22日までJR名古屋タカシマヤで開催中の、ナチュラルビューティスタイル展。

オーガニックコスメとフード、雑貨とあったので無防備に行ったのですが、最初に足を踏み入れたコスメゾーンで早くもノックアウト~shock

ななななんてゆーか、オーガニックなのにどーしてあんな強烈な匂いなの・・・sweat02と、心くじけそうになりながら、会場をずんずん突っ切ってdash、友だちを探します。そしたら・・・

やっぱり、こんなほっこり空間にいました。ここの匂いは大丈夫heart02

彼女がいたこの一角は雑貨、オーガニックの食品と、衣類が集まっているブースで、ほんとに気持ちのいい空間でした。

会ったのはいつぶりかなぁ・・・。

このブログでも何度か登場している、み☆ちゃん。

来春、個展を開くと言ってました!

WEBショップもオープンして、もう少しだけ彼女の作品に触れるチャンスが増えたけど、できればやっぱり直接見に行きたいから。

春の楽しみが、またひとつ増えましたheart01

   み☆ちゃんのサイトはコチラ→ほしのたからもの

SEED DESIGN 旅するカタチ

INAXギャラリー名古屋で開催中の「種子のデザイン展 SEED DESIGN 旅するかたち」に行ってきました。Rimg0095

もともと種というモチーフが好き。造形がおもしろい。
でも、今回おもしろいと思ったのは、種にも羽があるということ。

種子は子孫を残し、繁栄する目的でつくられるのですが、発芽できる環境に運ばれなければその目的は果たせません。

そのため、①羽を使って飛んでいく、②自ら弾けて遠くへ飛ぶ、③水の流れに乗る、④動物たちの力を借りるなどの方法を上手く使っているのですが、種子の羽がとっても美しいのね。

葉っぱが羽になったり、綿毛のようなものだったり、薄い羽衣のようなガクみたいなものがついていたりする。

種も天使なんだな、と思いました。

会場はほとんど茶色と白の地味な色彩世界なのですが、ひとつひとつ考えられた造形は、カタチとしても機能としても見ていて飽きません。

名古屋では11月17日(木)まで開催されています(入場無料)。

その後12月1日から2012年2月25日まで東京、3月10日から5月24日まで大阪を回ります。

会場によって少しずつ展示内容が変わるようです。

また、本も発売されています。

清水陽子展

昨年、偶然知った清水陽子さんの個展(←なんていうの?)に行って来ました。

どうにも、好きなんですheart01この方のつくるもの。これはもう、理屈じゃないので。

Rimg0731

写真は撮れないから、せめて DMだけでも。雰囲気伝わるでしょうか?

モチーフがおもしろいんだよね。細胞とか、理科の教科書で見たようなカタチがチラホラ見受けられます。ほぼ文系要素しかない私から見ると、芸術と理系がくっつくこと自体がナゾなのですが、理系科目もこんなヴィジュアルで攻めて(?)くれてたら、もっと好きになってたかもしれない。

とにかく美しいです。生命と、生命を生み、はぐくむ女性のイメージ。

やわらかい色と素材。

そして清水さんにお会いすると、この人から生まれた作品っていうのがすごくわかる。

作品から感じるものと、ご本人から発せられる何かが一緒です。

生きて、動いているのがご本人で、カタチとして壁にかかってるのが作品とゆーか。

会場のギャラリーAPAさんのブログに会場の様子が載っていたので、よかったらそちらを覗いていただいて・・・。

GALLERY APA ブログ

まだまだ個展はやっているので、ぜひ本物とご本人に会いに行ってほしいです。

若冲ミラクルワールド<千年先を見つめた絵師>

ミラクルワールド第3回は「千年先を見つめた絵師」

というタイトルなんですがー。

第1回の「色と光の魔術師」というタイトルが、ずっと気になってて、私。

【色】は詳しく紹介されてたと思うけど、【光】はあれで終わりなの?と思ってました。

そしたら第3回で光のミラクルのお話があったので、それを書こうと思います。

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若冲ミラクルワールド<命のクリエイター>

このシリーズ、もう再放送されたんですね!(5月15日)。

でもこれ一挙に放送されても、ガーッて流して観れる内容じゃないと思うんだけど。
私は1回ずつ、ゆっくり観ていこうと思います。

第2回は、「命のクリエーター  超細密画の謎 

大野智が2時間見続けたという群鶏図が詳細に紐解かれていくのですが、それより私が書きたいと思ったのは、大野さんのひと言から始まるこちらの話。

      「なんで(若冲の絵には)ムラがないのか?」

茂木健一郎さんとの対談で大野さんが発したこの疑問が、実はとても大きなテーマに繋がっていくのです!

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若冲ミラクルワールド<色と光の魔術師>

実家の母が録画してくれた、シリーズ若冲ミラクルワールドの第1回。

 「色と光の魔術師~“奇跡の黄金”の秘密に迫る~ 

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