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エマイユの煌き

Img_0875_2

                shine感動shine

久々に、いいものを観させていただきました。

ヤマザキマザック美術館で開催中の『エマイユの煌めき(きらめき)』

今まで宝飾品にはあまり興味がなかったのですが、このチラシを見て、実物を見たくなりました。

ヤマザキマザック美術館は、地下鉄東山線新栄町の1番出口を出てすぐ階段を上りきった右側にあります。

Img_0878_2 1階でチケットを買った後、無料の音声ガイドをお借りしてエレベーターで4階へ。

エレベーターの中から見るだけでも、なかなか大きな空間です。
こういうムダに(ムダに?)広い空間が好き。

気持ちいい♪ 

Img_0877_5

4階でエレベーターが開くと真正面にシャンデリアが。(好きなタイプです)

そして何かの香り。

なんだろう・・・。匂いには敏感な私。
鼻をくんくんしちゃいます。

その様子が怪しげだったのか、そばにいらした案内のお姉さんがジッと見守っています。

その方の向こう側に、「蘭の香り」と書いた説明がありました。

ほおー。どうやらここは香りの演出もあるようです。

それにしてもこの香り、なんと表現したらよいものか・・・。濃厚で少しだけ官能的で、でも日本的な楚々としたところもあり・・・。
何種類もの香りを調合した奥深さが香りにも感じられます。

その香りをまといながら、展示コーナーへ。

4階は今回の企画展。
19世紀から20世紀初頭にかけて東西を行き来した七宝の名品が並んでいます。

この七宝のことを、エマイユというのね。

ものすごく気軽に出かけて来ちゃったのですが、最初の展示を見た時から、今日は時間が足りるだろうかと心配になってきました。

それほど素晴らしい作品が並んでいたからです。

緻密で繊細な図柄と、色合いの美しさはもちろんのこと、これをどうやって作ったのか。
考えるだけでも気が遠くなりそう・・・。

印象的な作品がいくつかありましたが、中でも「赤透(あかすけ)」と呼ばれる、深い赤には特に心を魅かれました。

赤という色は何十キロのガラス釉薬に、2~3グラムの金を入れることで生まれるのですが、その配合で色合いがまったく違ってしまうそうです。

以前、私のふるさと小樽のガラス屋さんで、とても美しい赤の出たグラスを買い求めたことがあります。
そこの店主が、やはり同じことを言っていました。

赤のほかにも青や緑といった同じ型のグラスがいくつもあったのに、赤のグラスだけが値段が違っていたのです。
そのグラスは形を変えて今でも売っていますが、赤の色は、その時買い求めたものとはまったく違っていて、薄い色になっていました。それだけ金を使えなくなったのでしょうか。

他にもたくさん素晴らしい作品がありました。

皿に描かれた花や蝶の図柄。藤の花。
ひとつひとつが精緻で微妙な色合いまでを表現しています。
その下地の色も、素敵でした。濃紺の地はどこまでも深く、それでいて向こうになにか透けていきそうな透明感もある。なんともいえない苔緑色とか、とにかくひと言では言い表せないような色合いなのです。

出来上がった作品もさることながら、下絵として描かれたものも素晴らしかった。

こういう図柄をこんな色で、このような配色でつくりたいという美的センスと、それを3次元的に作り上げる技術の両方ががないと、できないことなのだなぁと思いました。

長くなってしまったので、つづきはまた改めて書きます・・・。

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