ジェネラル・ルージュの凱旋とナイチンゲールの沈黙
これを書いてる時点で、対になってる2冊を読んでいるのですが、いやはやまったく!!
完全に見方が変わりました、このシリーズ。思ったより壮大にして緻密。ハマるパターンの予感大。
この2冊は同じ時間軸でありながら、違う舞台のお話。オレンジ新棟2F小児科病棟が舞台の「ナイチンゲール」と、1FのICUが舞台の「ジェネラル・ルージュ」。
それぞれに浜田小夜、如月翔子という話の核となる看護師がいて、それぞれの舞台で別々に事件が進行していくのですが、まわりを取り巻く登場人物と、起きる事件が絶妙に錯綜しているのです。
グッチーこと田口先生は両方で活躍しますが、今回白鳥さんは主に「ナイチンゲール」に登場。そしてこの二人にはどちらもかつての“同級生”が登場し、話の重要なポイントを占めていきます・・・。
そして舞台は東城大付属病院のみならず、同じ桜宮市に存在する碧翠院桜宮病院へも飛び火していく模様。警察がからんでくるあたりも、これからの布石のような気がしますが。
とにかく!
これは全体像を俯瞰したい作品のようで、ますます楽しみになってきました。
しばらく図書館通いが続きそうです。
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