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この時代が手を変え品を変え、これほどまでに描かれるのは、その時代に身を置きながら自分の中でどう解釈して折り合いをつけていいのか、いまだに消化しきれなT0009072qいでいる人が多いからなんじゃないかと思うことがあります。

それは、古い知り合いのHさんが以前語っていたことを聞いて感じたことなんだけれど。

まったく世代でもない、時代的にもメンドくさそう、あまり深く知りたいとも思ってないのに、なんで私がこの時代を描いたものに対して素通りしないのかを考えると、Hさんのことと、ひとりくらい、あの時代をすっきり総括して納得している人にお目にかかってみたいという気持ちがあるからなんじゃないかな。

今回の映画は、プラス演じていたのが妻夫木聡くんと松山ケンイチくんというのも大きいですが。

妻夫木くんは、『戦場のローレライ』や『直江兼次』みたいな、まっすぐだけどまだひよっこで、何かにぶつかって泣いたりわめいたりしてる青年のイメージが強くて。『悪人』の彼は、もっと違う面が見れるのかもしれないけど、観てないからね~。

今回はまっすぐのその先がもう少し見えたというか・・・。

今までは、カンタンに泣いちゃっていい役柄が多かったと思うんです。

でも、この映画の中に「男が泣くのはカッコ悪い」ってセリフがあって。男がカンタンには泣けない時代と状況があるわけです。

けどいろいろあって、最後に偶然昔馴染みの知り合いが経営する飲み屋に入る。

そこで、・・・泣くんですね、彼は。

その【泣き】は、今までカンタンに泣いてしまえた【泣き】とはまったく違う。

小さい頃、40代くらいのオジサンは10代・20代の若者とは違って、なんとなく何かに疲れて削れているように見えていました。

それはたぶん、大多数の市井の人間が生きて年を重ねていく中で、いつのまにか背負ってきたもので、ただ突っ走って、挫折したら倒れて、また起き上ればよかった頃とは違うものを持っていたと思うのです。

今回の妻夫木くんにも、それと同じものを感じました。

それがちょっとだけ痛くて・・・、でも新鮮だった。

松ケンくんは先日『GANTZ Perfect Answer』で会ったばかり、映画館でも『うさぎドロップ』の予告編が流れていて、ここんとこ、顔を見ないことがないくらい出演作が続いていますが、ほんとに変幻自在というか、ふつうと個性的とどちらも演じることができる役者さんだと思います。

個人的には、『デスノート』のLとか、個性的でぶっ飛んだ役の方が好きで、狂気が宿せるあの目がイイ♪

今回演じた梅山は、嘘八百で、屁理屈で、姑息で、この人の目指したい理想が最後まで理解しがたい人物でしたが、辻褄があってないのになぜかこの人についていってしまうような部分を醸し出していて、決して好きじゃないけど、魅力的。

でも、何が彼らをあれほどまでに駆り立てたのか、そこらへんはやっぱりわからないなぁ。

自分がその時代に学生だったら、どうだったんだろう・・・って考えても。

最後の方で、「運動ってよくわからないけど、賛成か反対かと聞かれたら賛成。でも、この事件はとても嫌な感じがする。」と言ってた忽那汐里にいちばん近い、かな?

時代のうねりの中で、このままでいいのか、何かしたいと思った人は多かったと思う。

時代が変わっても、思いを向ける対象が違っても、それは今も変わらないと思う。

でも、その手段を考えると、行動に移れなかった人の方が多かったんじゃないかな。

傍観者であることに後ろめたさを覚え、「何者か」になろうと焦って暴走してしまった2人。

今は、そこまでのエネルギーは・・・ないよね。

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