情報の価値
「キュレーションの時代」という本を読みかけたところで地震が起きて、【情報】について考えることになりました。
私の住んでるところはテレビやネットは通常通りだったけど、携帯はつながりにくい状況で、人の安否確認が難しく。
ツイッターやブログをやってる人は比較的早く確認できたけど、わが家の両親みたいに、ネット環境に縁のない人たちはなかなか連絡が取れず、やきもきしました。
あんな時、本当に情報が必要な被災地の人たちは停電で情報が寸断されてるのに、被災地以外の場所では大量の情報が飛び交っていて・・・。
今は環境さえ整えれば、誰でも簡単に情報を発信できる手段があるから、その中から何がほんとで、重要で、緊急なのかを受け手の側が判断して選ばなければならないよね。
そういう状況に思うところがあり、私自身は一般的な拡散情報は発信しなかったのですが、これについてはまた別の機会に書くとしてー。
そんなことがあった後で、この本の続きを読んだわけです。
じゃあ私は、大量の情報の中から、何が正しく、何を大切と思って選び出すんだろう?
それに対するこたえのカケラのようなものが、書いてあった気がするの。
まず、情報の真贋なんて誰にもみきわめきれない というのはそうだと思う。
そもそも事実をいちいち検証して発信している情報自体どれだけあるのか?受け手の側で自分自身を振り返ってみても、そんな確認いちいちしてないし。
じゃあ、何が正しい情報なのかを判断するポイントは、情報の発信者が信頼できる人かどうかということが大きいんじゃないかと。
その人が信頼できるかどうかは、その人が過去にしてきた発言を追っていけば考察できる。一見のテレビではむずかしいけど、ソーシャルメディアの時代になってこうしたことがかなり容易になったと書かれていました。
情報の真贋というより、人の信頼度。そして人と人とのつながりが、情報というものに新しい意味や価値を生み出している←って、そこらへんはまた次に。
あああ。だってだって。こんなの書いてる場合じゃないのよ~年度末だとゆーのに。
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