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熊川版:コッペリア

Kバレエの『コッペリア』を観てきました。楽しくて、あっという間に時間が過ぎて、観終わった後、とても幸せな気持ちになれました。

名古屋での公演は『コッペリア』の一日だけと知った時、正直、今年は観るのをやめようかと思っていました。

以前TVで観たローラン・プティの『コッペリア』のラストがあまりにも衝撃的だったせいです。ローラン・プティ演じるコッペリウスが、めちゃめちゃダンディ。筋もなにも知らずに初めて観て、このバレエはコッペリウスが主役なのかと思ったくらい。

しかし、哀歓ただよう、せつないバレエだったのです。その印象が強くて。

あのコッペリウスを見るのは、忍びないな、と。

Rimg2654 でもKバレエで熊川くんが出る以上、彼がご老体のコッペリウスを演るとは思えず。

たぶんコッペリウスはスチュワート・キャシディで、熊川くんはフランツってところでしょう、と。

しかし、フランツって・・・踊ってたっけ?って思ってしまうほど印象が薄くて。

2幕なんて、やっと出てきたらほとんど突っ伏して寝てなかった???

そんな熊川くんを見てもなぁという思いがあって、あまり乗り気ではなかったわけです。

ところがー、(当たり前だけど)熊川版『コッペリア』は、プティ版とは全然違いました。

キャシディのコッペリウスは、とってもコミカル。

生身の女性じゃなく、その女性にそっくりなオートマタを作り上げることに没頭する、やることも風貌も変わり者な老人を、見事に体現していました。

でもあの動きは、あとでうーんと背のびをして、すみずみまで身体を伸ばしたくなりそう。

ってくらい老人(笑)。

そこにつるむ熊川フランツが、また、やんちゃでイタズラ好きな悪童みたい。

好奇心旺盛で、女に軽くて(失礼)。

この人絶対、王子より、こういう役どころが似合うよね。

そしてスゴイと思ったのは、彼の表現力。

セリフなしでセリフ以上に明確な吹き出しを場面につける。

この演技力は、ドラマに出演している俳優以上じゃないかと思う。

そして『コッペリア』って、音楽がとても素晴らしい。

音楽とバレエの動きが見事にマッチしていて、音を体現するってこういうことなのかなあと思う振り付けに何度か鳥肌が立ちました。

それは個人の技じゃなくて、全体の美。

今回、踊りに目が行ったのは、ジプシーの役を踊った遅沢祐介さんという人。

ほんの短いシーンでしたが、一瞬で目をひきつけられました。

もっと観たいと思わせる踊りでした。

ここで熊川くんの名まえが出ないことに一抹のさびしさを感じながらも、それでも、熊川くん以外にもっと観たいと思わせる人が少しずつ増えてきていることに、Kバレエの重ねてきた時間を思いました。

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コメント

よかった~。
うん、やっぱりグリムスがいけないみたい。
今3周年記念でなんか特別バージョンになってて
あれが特にダメみたいです。
でも、ゆみちゃんが教えてくれなかったら
おかしいなぁと思いつつ
しばらくあのままだったと思うので
教えてくれて本当にありがとう。
それに・・・バレエは生モノ。
確かにそうだよね。
楽しい時間でした・・・。

わぁ~い、ブログいけるようになったよーー^^
やっぱりグリムスとの相性かな?

熊川バレエがみられるなんて、素敵(*^_^*)
カリオストロはDVDでもみられるけど
生で熊川バレエをみられるのは年に数回だもの^^
バレエの世界はほぉ~~とうっとりしちゃうね(^^♪

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