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Fluttering far away 遠くの羽音

村瀬恭子さんの 「Fluttering far away遠くの羽音」 展に行って来ました。

Rimg2318_2 

パッと見た時、まず魅かれたのは色。

でも、実物を大きな画面でじっくり見ていくと、違うところに関心がいきます。

たとえばそこに描かれる少女と、彼女がいる世界。

少女はなぜかみな目をつぶっています。そして彼女がいるのは、水の中。頭からとっぷりと浸かっているその身体は、水にとろけているかのように、ゆらゆらとたゆたいます。

目に見えるものじゃなく、自分の身体に触れるものの感触をとおして、何かを【見ようと】しているような。

少女の世界は、水の中から、木々の間へ、さらに洞窟へと移っていくのですが、その目はやはり閉じられたまま。
より深く、内面を見つめるかのように奥へ、奥へと進んでいきます。

すべての絵に意味を求めるのは無意味なことかもしれないけれど、その絵には、何かがあるような気がして。
ひととおり見終わってから、ふと思いついて逆回りに見直してみました。

私にはその方がしっくりきたのですが、その理由はこの後参加した学芸員さんのギャラリートークでわかりました。

作品は、新しいものから過去のものへ 遡るように並んでいたの。

なので、作品を制作年代順に見るにも、絵に描かれた少女を追いかける上でも、逆回りに見ていく方が私にはわかりやすかったのです。

偶然見つけた展覧会で、たまたまギャラリートークにも参加できて、本当にラッキーだったのですが、もし機会が合えば、ぜひともギャラリートークに参加することをオススメします。

というのも、普段は見れないバックヤードが見れたり、村瀬さんの作品への思いや、描いていた時の情景など、絵を見ただけでは知りえないことも聞けるからです。

そんな情報はなくても絵は楽しめますが、知っていると、また違う視点で絵を見ることができる。それもまたひとつの楽しみだと思います。

私がいちばん好きなのは、「Milky Cave」(2009年)と、別室の壁に直接描かれた白と黒の世界「100万年Cave」(2010年)。

特に「100万年Cave」は、村瀬さんが現地の部屋で15日間で描きあげた作品です。

部屋に入ると、三方の壁を使って絵が描かれています。

洞窟の中を描いているのですが、その絵が描かれた壁だけじゃなく、照明と床と、その部屋に入った自分自身も含めて、洞窟の中の世界にいるような気がしました。

この絵は展覧会が終わると、消されてしまうのだそうです。

なんて、もったいない・・・。

よければCaveに立ち寄ってみてください。

村瀬恭子さんの展覧会は、6月13日まで続きます。

詳しくはコチラ→ 村瀬恭子 Flutter far away 遠くの羽音

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