Pierced
クラシックは予定調和の世界。けれどこのアルバムに、それを期待するのは間違い。
Amazonでは『新宿系クラシック』と評されていたけど、強いて使うとしたら、まとめる気のない火サスの挿入曲って感じでしょうか?
癒されない、気持ちよくない、不安をかきたてる 変拍子の羅列 不協和音というより変協和音。
でもそれがいい。 David LANG の『Pierced』。
去年の冬、ふと立ち寄ったギャラリーで出会ってしまった。
100人に聞いたら、97人までは「好きじゃない」と言われそうな音。なのに
なぜか 気になる。
どーしても 気になる!
なんとしても やっぱ 気になる!!
てっきりそこの商品だろうと思って尋ねたら、店員さんの私物だと言う。
「あの・・・。タイトル、メモっていいでしょうか?」
図々しくもジャケット写真を撮らせてもらい、どこで買ったかさんざん聞いた上に、結局、そこのモノは何も買わずに帰ってきちゃった。
アルバム・タイトル曲の『Pierced』(ピアス)もインパクトがあっていいけど、3曲目の『Cheating、Lying、Stealing』(不正、嘘つき、盗み)が文字通りで、イイ。
コンクリート打ちっぱなしの 何もない 寒々しくて だだっ広い空間で
ひとり 壊滅的に 翻弄されたい。
そんな曲です。
・・・オススメは、しませんが。
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