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熊川版:ロミオとジュリエット

Kバレエカンパニーの『ロミオとジュリエット』を観て来ましたhappy02Rimg1843

シックな玉手箱のようでいて、その場面を象徴する必要最低限のモチーフだけで全てを表わせてしまう、とてもシンプルな要素も持った舞台装置。

華やかだけど、ケバくない。ゴテゴテしない。こういう引き算の美しさ、私は好きです。

どこか日本人の美意識に通じるものがあると思うんだけど、どうなんだろう。

そのはじまりがまた、、、、美しかった・・・shine

劇場の深紅の幕が横に開くと、そこにはまだ一枚の平坦な布があって、しばらくそのままの状態でオーケストラの演奏を聴くのです。その幕には、中世の剣のようなものが交差する図柄が描かれていて、向こう側が見えないようになっている・・・。

ところが、照明が変わると幕は図柄を通して透けていき、その向こう側には優雅にマンドリンを奏でるロミオが現れるんです。

あとで調べたら、これ、紗幕(しゃまく)と言うんですねぇ、知らなかった。

ところで、いつもなら熊川さんのジャンプと回転系のキレと高さに目がいくのですが、今回いちばん目を奪われたのは、彼の表情。(ところどころ、オペラグラス/ガン見eye状態)

迸るジュリエットへのあふれる想いが、そのまま踊りとなって全身から表現されているかのような・・・素晴らしい表情が、4階席までガンガン伝わってきます。

あれは見事だったなー。

鋭いキレのあるテクニックをあえて見せなくても、情感で魅せることができる。

これが加わっちゃうと、彼を観る楽しみは、もっと深く、より新しくなってしまうな。

その一方で、彼のロミオはいかにも熊川さんらしく、やんちゃな若者なんだよね。

ロマンチックバレエの王子とかロミオとかゆー主役の男性は、普通はノーブルで、どっか浮世離れして情けない感じがあるんだけど、熊川さんだとちゃんと現代の世の中を生きてるって感じがする(笑。

舞台のまん中では華やかな群舞が展開してるのに、ロミオは舞台の端っこで、友だちと博打のようなゲームを延々やってるシーンがあるんですけど、その時の熊川ロミオのなんと生き生きしてること!あれは絶対、素でしょう!(なんて)

それから、初見ですが、ジュリッエット役のロベルタ・マルケス、可憐でした。

背丈も熊川ロミオとぴったり。(←これ、結構重要だったりする・・・)

あとパリス役の宮尾俊太郎さん。本当は彼みたいなタイプが、王子役には向いてるんだろうな。

10月2日放送の「アナザースカイ」という番組に熊川さんがゲストで出演した時、彼自身、「ほんとはもっとやんちゃなマキューシオとかやりたいんだけど・・・」と言ってましたが、今のところそんな機会は望めないでしょう。

でもどうなんだろう。私は、彼の味がいちばん生きる役柄がたとえ主役クラスじゃなくても、観てみたい気がするんだけどなぁ・・・。

あ、でもそん時の主役は、、、迷惑かもなぁ・・・。

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コメント

私もオペラは観たことがありません。
一度観てみたい!と思っていましたが
海老様おばさまから
「日本人なら歌舞伎を見るべし!」
とこの時、念入りに(しつこくとも言う?)
言い含められたので
まずは日本人の責任から果たそうかと
考えています。

海老さまファンの方は、
おおきな意味での舞台を楽しまれてる方なのかも?
生の舞台はやっぱり最高ですよねsun
熊川ロミジュリの演出、とても面白く読みました。
舞台で本物のバレエ(とオペラ)を観てみたいなーshine

ひさびさに、
バレエ堪能いたしましたcrown
でもおとなりに座った方が
海老さまファンで
幕間の25分間
ずーっと海老さまのお話を聞く羽目に。
いま目の前で繰り広げられている
バレエは、いったい・・・
どういう位置づけだったのかしらん?

うわ~いいなぁ…。
レポ、お待ちしておりますgemini

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