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美術品

映画『夏時間の庭』には、フランスのオルセー美術館や個人所蔵のものを貸し出した本物の美術品が登場します。

アール・ヌーヴォーの家具デザイナー、ルイ・マジョレルの机と棚。

ヨーゼフ・ホフマンの棚。ドガの像。フェリックス・ブラックモンの花器。

・・・私は全然詳しくないから、それ自体にコメントはできないけど、本物をそのまま貸し出しちゃうところがスゴイと思うんだよね。

しかも、これらの家具には無造作に書類が積み上げられていたり、スーパーの袋に入った不用品や、日常の雑多な小間物が適当に入れてあったりするのです。

そんなスゴイもんだなんて、全然思わないよーな登場のしかたなのよcoldsweats02

あの家の中にあった調度品は、美術品じゃなくて、単なる生活用品なんだよね。

でもそれがひとたび美術館や博物館に収められると、美術品になってしまうんだ・・・。

映画を観ると、この違いがとてもよくわかります。

生活の中に生きている調度品と、生活から切り離されて展示されてる美術品。

あの家には、無造作に書類が積み上げられた机がしっくりと収まっていました。
使い手が容易に想像できるようなたたずまいの机でした。
使い手によって大切に使われ、愛を注がれ、家族の歴史をみつめてきた机でした。

誰の作とか、関係なく。

それが美術館に入ってしまうと、そこからはなんの情報も感情も伝わってきません。

優美な曲線や、装飾の美しさはもちろん感じるのですが、ただそれだけ。

その一端が『夏時間の庭』HPでも確認できますが、それよりできれば映画を観ることをオススメします。

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