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シーズン「ツゥラトゥストラ」

名フィル(名古屋フィルハーモニー交響楽団)の定期演奏会に行ってきました。この春、地下鉄の駅でなにげなく手に取った名フィルのシーズン・プログラム。その中に新しく就任した常任指揮者ティエリー・フィッシャー氏のこんな言葉が載っていました。

「ツゥラトゥストラのアイデアで私が気に入っているのは、まるで共鳴のように最初から最後に至るまで鳴り続ける、力強く象徴的なテーマをもってシーズンを幕開けすることができる点です。」

これはどうやら一年間を貫くテーマをもって演奏会を開こうということらしい。そのテーマについて彼は『ツゥラトゥストラはかく語りき』の作曲者シュトラウスの言葉を借りて、このように語っています。

「『ツゥラトゥストラはかく語りき』の冒頭について、作曲家は次のように描写しています。「太陽が昇る。個々は世界に溶け、世界は個々の中に溶ける。人間の精神について大きなテーマは、問いと熱望である。」

これに応えてまず4月にアイヴズの『答えのない質問』から始まり、以後一年に渡って、このテーマに沿って楽曲がプログラムされているのです。

カッコいい~!Rimg0472_7

楽曲というより、このテーマと姿勢にやられたね!

というわけでシリーズ第2回となる今夜のプログラムは以下の通り。

 ハイドン

  オラトリオ『天地創造』Hobxx1-2より第1曲『混沌の描写』

 ケクラン:管弦楽のための夜想曲 『星降る天穹に向かって』作品129<日本初演>

 ロータ:トロンボーン協奏曲

 マルタン:トロンボーンと管弦楽のためのバラード

 シベリウス:交響曲第5番変ホ長調 作品82

私が知っている曲は一曲もないけれど、テーマを頭において題名を読んでいるだけで想像がふくらみます。実際に聴いてよかったのは3曲目のトロンボーン協奏曲。甘やかなのに男気のあるトロンボーンの音と、バラードがステキ。客演ソリストのジョゼフ・アレッシさんは世界的にも有名なトロンボーン奏者ということですが、日本ではオーケストラとの共演がほとんどないのだそうです。

とっても気さくな方で、やまない拍手に舞台上から「ありがとう。なんたらかたら・・・。」(英語のため聞き取れず)とスピーチを返してくれたり、『帰れソレントへ』まで演奏してくれました。これに対して客席も前にも増して大きな拍手と「ブラボ-!」で応えていましたね。

今まで名古屋の観客は、舞台や演奏会での反応が薄いなあと思っていたけど、今日の会場はとってもあたたかでいい感じでした。

名フィルの演奏会に集まる人たちは、いつもこうなのかな?

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