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うれしい再会

今日いちばんうれしかったこと。それはHさんと再会できたことです!

Hさんは5年ほど前、うちの病院に足繁く通っていたおじいさんです。お家はとある川の橋のたもと。いわゆる住所不定、無職、無保険ながら老齢年金でなんとか生活してました。うちの病院には脱水で救急搬送された時からのお付き合いで、毎日三輪自転車で通っては待合室にある無料のお茶を飲み、4種類の新聞をひととおり読んで、テレビを見て帰っていくという日課を送っていました。私は腹痛で救搬された時、生活保護のつなぎをした関係でいろいろ話をすることになりました。

病院の性格上、職員に女性が多いのもいたくお気に召したらしく、その後大きな病気もなく病院にはご縁のない体だったのですが、毎日やって来ては誰か彼かを口説いていました。お金も家もないけれど、なんともお茶目な性格と、かなりの毒舌を憎めない笑顔でくるんだ、したたかおじいさんでした。

病院の建て替えと同時に待合室にテレビがなくなり、病院に用のない人は入れないような体制を取ったため、Hさんとも会う機会がなくなり、どうしているかなあと思いつつ月日が過ぎておりました。

ところが!昨日救急外来から電話が入り、「入院させてとごねてる患者さんがいるから、ちょっと来て。」と呼ばれ行ってみると、なにやら聞き覚えのある大きな声が・・・。

顔を合わせた途端、「おおー、あんたか~。久しぶりだなあ。」と破顔一笑されました。

最初にまだあの橋の下にいるのか聞いてみたら、「いや、今はその橋の近くの県営住宅に住んでんだ。」と得意そうな顔。

もも:「え~!!!そうなんですか!!!」

Hさん:「おう!もう住所不定じゃないんだぜ。」(とニヤリ)

もも:「じゃあ、自慢のお家に帰らなきゃね。誰~?ここに入院したいとか言ってるの?」

Hさん:「あんたにも会いたいと思っとったでな。・・・でも、まぁ会えたで帰るわ。」Rimg0303_2

本当は再会できないほうがよいのだけれど、それでも、うれしかった再会でした。どうか患者さんで運ばれることがないように。お家で元気に過ごしてほしいなあと思います。

               暑い中咲いていた近所の夾竹桃。→

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