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アキハバラ@DEEP

息子が学校から借りてきた本ですが、おもしろくて一気に読んでしまいました。Pic00364_1

2004年に出た本で、2005年に漫画化、2006年にTVドラマと映画化されています。

ビジュアル的にはヒ-ローとか主役と呼ばれる一般的なカテゴリーとは程遠い人たちが、主人公です。

頭の中に言葉はいっぱいあるけれど、表現困難な吃音のページ。

3枚重ねの手袋がないと生きていけない不潔&女性恐怖症のボックス。

フリーズしちゃうと頭も体も活動停止になっちゃうタイコ。

三次元での動きは3人でようやく一人前だけど、二次元での彼らの仕事はスゴイ。

ページは頭にあふれる言葉をPCディスプレイを通じて表現し、

ボックスは文章や感情をイメージでデザインする。

そしてタイコは音楽を刻み、それを縁取る。

ハンディと言ってもいいような強烈な個性を抱えつつ、自らの価値を見いだしていくこと。それぞれの個性を生かし表現していくスペースをもちながら、全体の中で個が埋もれることなくむしろ生かされていく。

これってしっかりオリーブグリーンのテーマだよね。

そして思考のオトコ3人組に、唯一の行動派、戦闘系美少女アキラと、16歳の天才ハッカー、イズム、30代の元引きこもり、ダルマが加わって開発したのが画期的AI(人口知能)型サーチエンジン『クルーク』。

これを儲けるために使うのではなく、誰もが自由に検索できるようにと願うところが彼らであり、アキハバラ@DEEPという企業なんだよね。資本主義の論理で『クルーク』は奪えても、決して奪うことのできないものが彼らにはあるんです。

終わりの持っていき方はちょっとーだけど、そのスピリットがよいと思えた一冊。

これは買いです。

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