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古美る

古美る(ふるびる)。今日新聞で見つけた言葉。古くなることでより美しくなること。日本語は美しいな。できれば日本語でオーラソーマをやれないものかと考えちゃいます。ビューティフォーラムの時は、なるべく日本語を使うようにしていました。レッドではなく赤。ブルーではなく青。マゼンタやターコイズはそのままだったけど、ほんとは和名の色を使いたかった。でも、ペール系の色はどの和名を充てるかなー。間違ったらイメージ変わっちゃいそうだし。オーラソーマはもともとイギリス発祥なので無理はあるかもですが、これはちょっと頭のすみにおいておこう♪と思ってます。

さて、今日はとてもうれしい再会がありました。ある患者さんの付き添いの方が私に「ももさんですよね?」と声をかけてくださったのです。「あなたは覚えてないでしょうけど」とひと言置いて、「僕はあなたが新人の時に役所で会ったことがあるんですよ。」

その一度だけ会った時のことをその方は覚えていてくださったようです。なのに私はまったく思い出せなくて、お顔にも見覚えがない・・・。困った。仕方なくお名まえをうかがったら、記憶がすーっと蘇ってきました。生活保護課のIさん。そうだった!Iさんは仕事で培われてしまった私の役所像を、いい意味で見事に裏切って下さった方でした。詳しいことは書けないけれど、医療費が払えず、生活すら成り立たない状況で困っていた方の相談に行きました。その方の状況にもだけど、それ以上に役所に行っても見通しがもてなかった私は、たぶんすごーく暗い顔をしてたと思います。そこで最初に対応して下さった方がIさんでした。Iさんは話をじっくり聞いて下さって、まず「大変でしたね」と言って下さいました。役所の方にそんなことを言われたのははじめてで、もうそれだけで張ってた肩がすとんと落ちました。「なにかご相談にのれることもあると思いますよ。」と言われた時には思わず「え!ほんとですか?」と言ってしまいました。そしたらIさんは不思議そうに「だってそのためにここはあるんだから。」と仰ったのです。

そのとおりなんだけど・・・。あまりにそうじゃないことが多かったのです。まじめに働いて、まじめに暮らしてきた人が、精一杯努力して、それでもなんともならなくて相談に来ているのに、それすら認められないのか、って思いがすごくあったんですね。結局、生活保護にはならなかったけど、そこで相談したことから道が開けました。

型どおりの対応しかしてくれない、人間性を求めることが間違いだ、と思っていた役所にも、こういう人がいるんだなって思った最初の経験でした。

今思うと新人の頃の私は能力ないくせに突っこむところがあって、へこむことも多かったと思います。納得しないと動けなくて、納得するのに時間がかかるめんどくさい新人でした。まわりの人にたくさん助けてもらって、たくさん失敗したから今があります。そんな頃の私を覚えていてくださったIさん。ほんとにありがとうございます。

年月を重ねてただただ古びていくのではなく、古美ていきたいものです。

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