私とみすずと秋芳洞
3日目は山口県の金子みすず記念館からスタート。ここは息子が行きたかった場所ですが、あまり時間が取れなかった所です。
みすずさんには結婚して娘さんがひとりいたんです。夫と離婚する時、娘さんをどうしても自分が引き取りたかったのに、当時は父親にしか親権がなく、自らの命をかけて訴えたのだそうです。
「あなたが与えられるのはお金の豊かさだけ。私は娘に心の豊かな人になってほしい。」と。そしてみすずさんのお母さんに育ててほしいと願ったのだそうです。
彼女が26歳の若さで亡くなっているのはそういう事情があったのですね。みすずさんの生涯をもっと知りたくなりました。伝記があったら読んでみたいです。
みすず記念館の後は、秋芳洞を回りました。ひんやりとした洞窟の中を1キロほど歩きました。まるで彫刻のような鍾乳石の柱があって、近くで見るとぐるりときれいな模様がついているのです。でも、それは人が彫ったものではなく、自然が何万年もかけて創り出した造形でした。すごい。
↑オベリスクみたい 秋芳洞は地下なのに、川が流れていたり、岩が聳えていたり、棚田のようなところもあって、暗いことを除けばまるで地上の世界と同じように見えました。それにしても人が多くてちょっとした交通渋滞が起きていたのには閉口しましたが。山口県に入ってはじめての渋滞だったかも。
その後は瑠璃光寺の五重塔や常栄寺の雪舟の庭を見て、錦帯橋へ行きました。
この橋は見てて飽きない橋です。 形がとてもきれいです。橋のかかっている川には家族連れがいて泳いでいたり、釣り人がいたり、のどかな風景でした。山口の人は海水浴より川で泳ぐ人が多いのかしら。旅行中、川で遊んでいる人たちばかり見かけたけど。
旅行はいいなあ。
帰ってきたばかりだけど、またすぐ行きたくなtる。
でも、私は日常生活も好き。
きっとどちらもあるから、どちらもよいのでしょうね。
「旅行」カテゴリの記事
- ほっこり旅に行きました(2006.04.24)
- 私とみすずと秋芳洞(2005.08.17)
- 尾道と平和記念資料館(2005.08.15)
- スカイツリー(2013.04.28)
- Tokyo Station(2013.04.29)
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/109163/5554751
この記事へのトラックバック一覧です: 私とみすずと秋芳洞:
コメント